自然体験を重ねたこどもには、非行歴はきわめて少ないという。 それはまさに"土と水が育む心の教育"がなされている証しといえましょう。 そこで自然体験を取り入れて活動している3団体の紹介を切り口に、地域(家庭を含む)とNPOと教育現場(行政を含む)とが"くるま座"になって、『心を育む教育』について語り合いましょう。『楽しさは学びの力!』を合言葉に、みなさまのおいでをお待ちしています。
≪講 師≫
■遠山 あき氏:教員生活の後に農業に従事し、農民作家とも呼ばれNHKの『私の本棚』及び『朝日新聞』など数社にエッセイを連載。『養老川雑記』など多数の著作。市原市田淵在住
■山縣 秀雄氏:東金市立東小学校教諭 ギリシャ神話を交えた星座観察から心のひだにせまる語りかけを。日本ネイチャーゲーム協会指導員 大網白里町在住
■千葉県環境生活部NPO活動推進課 ほか 行政の方々に参加していただきます。
≪事例発表団体≫
@千葉県環境教育研究会 (会長:千葉大学教育学部教授 鶴岡 義彦) 当会は、平成7年より小・中学校の教員を中心として環境教育に関心のある者が集まり、主に参加体験型環境教育の推進に取り組んでいます。
フォーラムでは、会員が地域,保護者,NGOなど多くの方と手を組んで作り上げた学校ビオトープの事例を中心に、自然と人とのつながりについて学び体験した3年間の実践を熱く語ります。
APWプラスONE (代表:吉田 和美 事務局:木下 敬三) プロジェクトワイルド(PW)は、アメリカの小・中・高校で広く実践されている、野生生物を題材とした、環境教育プログラムです。
PWプラスONEは、このプログラムをとり入れて、こめつくり体験、夏休みキャンプ、里山体験などを企画・運営しています。 そのほかにも、学校、PTA,生協など、さまざまな場所で活動しています。プロジェクトワイルドを ぜひ一度体験してみてください。
BNPO法人市原ネイチャークラブ (代表:山口 由富子 事務局:阪 康弘) "環境破壊は企業より市民の意識にある"という観点から、小学生を対象に毎月第3土曜日に、自然との対峙法をまなぶ「いちはら・自然塾」を。「いちはら自然教室・山小屋をつくろう」では、里山保全を意識しての活動。いちはら自然教室・養老川めだか塾」は、養老川の自然や歴史を探訪し市民のふるさと意識を啓発するもの。大気環境に於いては「スターウオッチング・ギリシャ神話と季節の星座」などの活動の意義を熱く語ります。
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